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4月29日、米食品医薬品局(FDA)はメンソールなどフレーバー付きのたばこを禁止する方針を発表しました。
本記事ではアメリカで起こっているメンソールたばこ禁止の流れについて紹介します。
メンソールたばこの禁止へシフト
米食品医薬品局(FDA)は4月29日にメンソールなどフレーバー付きのたばこを禁止する「方針」を発表しました。
注意したいのは、あくまで「方針」であり直ぐにメンソールたばこの販売が禁止されるわけではないということです。
と言っても、メンソールたばこの販売禁止なんて、大掛かりなことが起きている印象です。
バイデン政権では近く、この件に関して方針を表明する見通しですがたばこ業界の反発が予想されるため、すぐに実現というわけではなさそうです。
なぜ、メンソールが標的に?
単純な疑問として、なぜメンソールたばこが標的に?と思った人も多いのではないでしょうか。
アメリカの話しとは言え、もし実現されるのであれば少なからず日本にも影響はありそうです。
アメリカではメンソールたばこを吸う喫煙者の割合が白人より黒人の方が多いと主張。
これに関してたばこ産業が黒人向けにキャンペーンを展開し、喫煙を助長させていると指摘。
事実、メンソールたばこなどのフレーバー付きたばこは依存が生じやすいため問題視はされていました。
そもそもメンソールたばこがアフリカ系アメリカ人の間で人気なのは数十年前にメーカーが仕掛けたキャンペーンによるものと主張しています。
たばこ業界がアフリカ系アメリカ人のコミュニティでメンソールを配布したり、フェスなどのイベントでスポンサーを務めるなどですね。
オバマ政権下でも指摘されていた
バイデン政権になったからっと言って、この話しがすぐに進んだわけでもないようです。
オバマ政権時代にもメンソールたばこを禁止にすれば、状況は改善されると議論されていましたがオバマ政権下では実現しませんでした。
トランプ政権下でも当時のFDA長官がメンソール禁止を提言しましたが、その後政権を去ったため実現せず。
トランプ政権下では電子たばこが禁止されたのも記憶に新しいですね。
突如、降って湧いた話しではなく何年も前から議論されているものなので、もしかすると・・・
海外の話しとは言え、メンソール好きな筆者にとっては耳が痛い話しです。