【シャグレビュー】チェ シルバーをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想|CAPNOS
チェ・シルバー

【シャグレビュー】チェ シルバーをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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価格の安さと喫味にクセがないことから、手巻き初心者に勧められることも多いというチェシリーズ。

キューバの伝説的革命家、チェ・ゲバラをモチーフにされていますが、「一部の人間だけでなく万人に有益であること」を目指したチェ・ゲバラとシャグのチェが持つ意味は合致しているように思います。

ただし、こう書くと「没個性の、悪い意味でクセのないシャグなのではないか」と捉えられる方もいるかもしれません。

しかし、チェシリーズはフレーバーごとに特化させたものばかりをラインナップしており、ものによっては「これは本当に同じシリーズのたばこだろうか?」と思うほど個性的でもあるのも特徴です。

そんな、筆者も大好きなチェなのですが、今回はシリーズのうちシルバーを試してみます。

事前に調べたところによると、ベーシックなチェ(赤いパッケージのもの。以下、赤チェ)のライト版のようなラインの位置するようですが、果たしてどんな喫味を感じられるのか。ヴェポライザー、紙巻き双方で試していきたいと思います。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

チェ シルバーのスペック

  • 商品名 チェ シルバー
  • 生産国 ルクセンブルグ
  • 価格 680円
  • 内容量 25g

チェ・シルバー

開封

チェ・シルバー開封

さっそく開封していきます。

ベーシックな赤チェ同様、たばこ特有の苦い香りに加え、よく嗅げば甘味や酸味も感じるほど。

ただし、いずれもマイルドな印象でクセはいっさい感じません。赤チェのたばこ葉がそのまま踏襲されているような印象を受けました。

葉の感じ

チェ・シルバーの刻み葉

ザックリ言うと、深い茶色のたばこ葉9割に対し、明るい茶色のたばこ葉1割で構成されている印象。

いずれも刻みの細かい葉が入り組んでいて、ほぐれやすいです。

事前に調べたところによると、赤チェがバーレー葉をはじめ、バージニア、オリエンタル、メリーランド葉で構成されているのに対し、チェ シルバーはオリエンタルの葉を抜いているそうです。

普遍性の高い赤チェと、そこからオリエンタルの葉を抜いたチェ シルバーで喫味がどう変わるのか、さっそくヴェポライザー、紙巻き双方で試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

チェ・シルバーとヴェポライザー

高性能を持ちながらも、アナログ的なメインテナンス面などでも便宜性も高いヴェポライザー・FENiX MINI PROで試すとにしました。190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

赤チェ同様の甘み、苦味がバランス良くブレンドされた印象で、「たばこ感」が強く筆者好みに感じました。

また、「ライト」に位置するフレーバーという触れ込みだったので、アタック感の弱さがありそうな先入観を抱いていましたが、それほど感じませんでした。

ワインで言うところのボディや底のような支えもあり、実にバランスの取れたシャグのように感じました。

温度を上げて吸ってみる

次に温度を上げて吸ってみます。FENiX MINI PRO220度に設定。

190度のときに感じた風味が、さらに香ばしく口に広がる印象です。適度に荒っぽくもあり、苦味が強まり、アタックもより感じる口当たりです。

赤チェもそうでしたが、たばこ葉のブレンドによるフレーバーならでは風味を楽しみたい人は低音~中温、フレーバーの強さを感じたい人は高温度と、使い分けると良いような気がしました。

一方、これを紙巻きにして吸うことで、果たしてどのような変化が起こるのでしょうか。さっそく紙巻きも試していきましょう。

チェ シルバーを手巻きで吸ってみる

チェ・シルバーと手巻きタバコ

紙巻きにして吸ってみます。

ーーー

ヴェポライザーの190度、220度ともかなり違う風味です。苦味、辛味がまず前面に押し出され、強いアタック感を好む筆者でさえも「うわ、辛ぇ!」とつい言葉に出てしまうほどでした。

che_01

「赤チェのライト版」という触れ込みがなければ、人によっては赤チェよりも強いインパクトを受けるかもしれません。

しかし、さらに深く味わってみると、喫煙直後の舌先には柔らかな甘味も残り、チェ本来の風味も感じさせてくれます。

そういった意味では、あまり例の見ないシャグとも言えそうで、感じ方も人によって大きく異なるようなフレーバーのように感じました。

チェ シルバーの感想

パッケージのシルバー地から、どことなく「宇宙に渡ったチェ・ゲバラ」という感じで、ややコミカルにも感じ、どことなくテキトーそうな非コンセプチュアルな先入観を持っていた筆者でしたが、実際の喫味はチェシリーズ特有のこだわりが感じられるブレンドでした。

赤チェのライト版」という簡単に言い表せる味ではなく、赤チェとも違う、あまり例を見ないフレーバーのように感じました。

また、ヴェポライザーの低温と高温、紙巻きそれぞれで喫味の変化が大きいのもチェ シルバーの特徴です。

つまり、自分で仕込むたばことしての面白さが十分詰まった銘柄だと思います。比較的低価格な点も手を出しやすいので、臆することなく是非お試しいただければと思います。

ヴェポライザー評価:4/5

手巻き評価:3/5

ヴェポライザーと手巻きたばこのおすすめシャグ。自分に合ったシャグ を見つけよう

※本記事で紹介した , はリンク先でも詳しく紹介しています。

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