【シャグレビュー】ドミンゴ・ライトをヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想|CAPNOS
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【シャグレビュー】ドミンゴ・ライトをヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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バージニア、バーレー、ケンタッキー、オリエンタルといった葉をブレンドし、多彩なフレーバーを展開しているDOMINGO(ドミンゴ)シリーズ。

ベルギー産シャグとしては日本人にはまだ馴染みが薄いですが、その価格の安さ、シリーズに共通するバランスの良さからすでに根強い支持を得ているブランドでもあります。

今回ご紹介のドミンゴ ライトは、シリーズの中でも「ライト」にこだわったフレーバーで、事前情報ではアメリカン・ブレンドとなっているようです。

パッケージのカラーリングは薄い白地に鮮やかなブルーが施されており、爽やかな喫味をイメージさせてくれます。

このドミンゴ ライト、果たしてどんな風合いを楽しめるのでしょうか。ヴェポライザー、紙巻き双方で試していきたいと思います。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

ドミンゴ ライトのスペック

  • 商品名 DOMINGO Lights(ドミンゴライト)
  • 生産国 ベルギー
  • 価格 670円
  • 内容量 25g

開封

さっそく開封していきます。

DOMINGO(ドミンゴ)シリーズは、特化させたフレーバーが多く、各ラインごと葉の香りも個性が際立っていることが多いですが、このドミンゴ ライトの葉の香りは実に薄いです。

ただし、スカスカというわけでもなくよく嗅ぐとタバコ本来の香りを感じられ、軽やかな印象です。

ドミンゴシリーズの別ライン、ドミンゴ ナチュラルの良い意味での主張のなさを、さらに軽くしたような印象の香りのように感じました。

しかし、このいかにも軽そうな葉が、実際に吸ってみて、きちんとタバコとして成立するのか不安がないかと言えば嘘になります。

果たしてどんな喫味を味わせてくれるのでしょうか。

ドミンゴライトの葉の感じ

茶褐色の刻みの細かい葉に加え、3ミリほどの比較的大きめの葉が混在しているのはドミンゴの他フレーバー同様です。

ただし、さらに凝視してみると、この「3ミリほどの大きめの葉」もいくつか種類があり、これはドミンゴ ライトのみの特徴のように思いました。

また、前述の通り香りこそ弱めに感じるドミンゴ ライトの葉ですが、指で触って嗅いでみると、不思議とタバコの香りがガツンときます。

ここで思ったのは、全体的にはライトな葉ばかりでブレンドされていながらも、その中には個性的な喫味を生み出す、強い香りを持つ葉が採用されているのではないかということ。

これはあくまでも推測に過ぎませんが、だとすると、やはりシャグを綺麗にほぐし、ムラが出ないようにまとめてヴェポライザー、紙巻きに仕込むことが大事だろうということ。

ライトであるからこそ、他シャグ以上にこの「ムラが出ないようにする」作業は怠らないようにしたほうが良いのではないかと思いました。

FENiX MINI PROで吸ってみた

シャグのポテンシャルを引き出す高機能のヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

……

正直を言うと、190度で吸ったドミンゴ ライトは繊細というより「ただただ薄い」の一言。

タバコ本来の風味を微かに感じながらも、タバコ感は非常に薄く、ドミンゴ ライトに限っては、190度ではまず意味をなさないように思い知りました。

しかし、この薄い喫味が、温度を上げることでどう変化を起こすのでしょうか。

しっかり燻すことで、タバコ本来の喫味に近づくのかどうか、次で試します。

温度を上げて吸ってみた

温度を上げて吸ってみます。FENiX MINI PRO220度に設定。

……

一口目で思わず「おー、コレコレ!」と声が出てしまいました。

それほどに高温ではドミンゴ ライトの喫味が引き立ち、味わうことができました。

ライトフレーバーなので確かにアタックは弱めですが、一服した後、舌のあたりにピリッとした辛味を感じる一方、全体では酸味や甘みもあり、このバランスが面白く感じました。

また、確かに喫味は薄いものの、奥ゆかしいコクもあり、どことなく「軽やかで品の良いシャグ」のように感じました。

まとめますと、ドミンゴ ライトをヴェポライザーで吸う際は、低温域ではなく、最低でも210~220度以上でないと意味をなさないように思いました。

DOMINGO(ドミンゴ)ライトを手巻きで吸ってみた

ヴェポライザーの220度では、はっきりとドミンゴ ライトの風味を感じられましたが、続いて紙巻きで吸ってみます。

どことなくドミンゴ ナチュラルのライト版のような風合いを感じながらも、一服し終えた直後、舌にピリッとした辛味、そして最後にほのかな苦味も残してくれます。

ここがドミンゴ ライトの個性だと思いましたが、ヴェポライザーの220度で感じたような全体の奥ゆかしさやコクは、紙巻きではむしろ薄まる印象もありました。

ヴェポライザー、紙巻きによって、喫味に変化を感じるところはドミンゴ ライト特有のものかもしれません。

いずれにしても軽いタバコであることに違いがありませんが、この点だけを理解しておけば、なかなか面白いシャグのように思いました。

DOMINGO(ドミンゴ)ライトの感想

吸引中はもちろん、吸引後の後味も、実にスッキリ爽やかなドミンゴ ライト。

軽やかでクセがないことで、個性は弱めにも思いますが、全体的には繊細なブレンドが生み出すのであろう豊かなコクのある、優れた銘柄のように思いました。

吸い過ぎて後味を残したくない人、あくまでもライトに喫煙を楽しみたい人にはかなりオススメです。

※本記事で紹介した , はリンク先でも詳しく紹介しています。

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