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アイコスは人体に有害なのか?それともアイコスが有害というのはデマなのか?
アイコスを吸っている人やこれから利用している人は気になりますよね。
そこで今回、アイコスが有害なのかどうなのか?という国内外の情報をまとめてみました。(公式の見解も含む)
IQOS(アイコス)は有害なのか?
まず先に抑えておきたい点ですが、アイコスは健康リスクが0というわけではありません。
そこは分かりつつも、こう感じる人も多いのではないでしょうか?
「それでも紙巻タバコに比べると煙も少ないし、健康被害も少ないのでは?」
しかし、2017年7月にある一つの記事がアメリカで公開され議論を巻き起こします。
「アイコスは紙巻きタバコに比べて10倍の発ガン性物質を含んでいる」
アイコス有害説の事の顛末
上記の文章だけを切り取るなら
「え?アイコスって健康リスク高いの?」
って不安になりますよね。発ガン性物質が10倍って・・・
海外のメディアで取り上げられた内容を要約すると、
- アイコスから放出される煙には通常の84%ものニコチンが含まれていた
- アイコスはガンに関連する化学物質を放出していた
- スイスのベルン大学が調べたところによると、従来よりも高いレベルの有害物質が確認された
元記事:https://www.reuters.com/article/us-health-tobacco-heatnotburn-idUSKBN18M2JB
この最後の部分が国内メディアでも大きく取り上げられ
「実はアイコスって健康被害が大きいらしいよ」
という世論を形成していくことになります。
アイコス公式が大きく反論
これに対してIQOSの販売元であるフィリップモリス社が猛反論。
そもそも博士達が行った実験は前提が間違っているとも指摘。
フィリップモリス社の反論を要約すると、
- 研究は目的に合った有効な方法を用いて実施すべきである
- 調査結果は、適切かつ誤解を招くことなく解釈されるべきである
と記事で反論しています。
つまり、研究者達が用意した実験装置に関する詳細な説明がなければ、研究結果の妥当性を確認するのは困難であると反論しました。
「アイコスは有害でしたと結果だけ説明をするのではなく、その結果に至った研究過程や実験装置の詳細を明らかに説明しなさいよ」
ということですね。アイコス側の言い分もごもっともです。
付け加えると、アイコスが有害であると研究結果を公表した記事でも、もっと精査する必要があると科学者自身も記載しています。
そこから、海外の大手ニュースメディアに転載されセンセーショナルな部分だけが大々的に切り取られたことがアイコスって実は有害みたいよ、という論調になったと推測されます。
2018年になってまた新しい研究結果がアメリカで報告される
上記の騒動は2017年のものでしたが、年が明けて2018年に今度は好意的な研究結果が公表されます。
「iQOSは有害度が低い」、米当局が暫定報告 | ロイター | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
記事を要約すると、
アイコスから発生するエアゾールは健康被害を及ぼす物質だが、通常の製品よりも全体的に深刻度は低い
ちなみに、この研究結果は米食品医薬品局(FDA)によるものです。
一方でこうした意見もあります。
「健康への影響がわかるデータがそろうまで20~30年かかった。アイコスの健康リスク云々を論じるにはまだ研究が足りない」
「IQOS」有害物質9割減は本当か | 最新の週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
米国ではアイコス解禁の動きも
様々な意見があるアイコスですがアメリカでは発売されていませんでした。
実は世界でアイコスユーザーが多い国は日本で、次いで韓国です。
アメリカは日本よりも人口が多いわけですが、アメリカ市場には進出していなかったわけですね。
正確に言うと、許可が下りずに進出出来ていませんでした。
アイコスはヨーロッパでも販売されているんですけどね。
しかし、2019年になってアイコスのアメリカ販売の許可が降りたので、アイコスはアメリカでも販売される運びとなりました。
新型コロナとアイコスの関係
2020年は新型コロナウイルスが猛威をふるう年になりましたが、タバコとコロナウイルスの関係も注目したいところです。
アイコスを含む加熱式タバコ、そして紙巻タバコの喫煙者がコロナウイルスに罹患した場合、重症化しやすい傾向にあると海外の論文が指摘しています。
米国ハーバード大の研究では喫煙者のコロナウイルスの重症化リスクは1.4倍、ICU(集中治療室)に入るリスクが2.4倍とも。
コロナウイルスに関してはまだ明らかになっていない部分も多いですが、喫煙が肺にもたらすリスクは周知の通りなので特にこの時期は気をつけたいところですね。
加熱式タバコはまだ十分な調査データがない
結論から言うと、アイコスを含む加熱式タバコは日の浅い製品であり、まだ十分なデータがないというのが実状です。
ただ、忘れてはいけないのがアイコスはタバコであること。
健康を害する製品であることは明白でパッケージにもしっかり注意事項が記載されています。
紙巻タバコ、アイコスどちらが健康被害が大きいか?という点が論点になっていますが、大なり小なりどちらも健康に害を及ぼすものに変わりはありません。
アイコスの健康リスクが気になる人は
アイコスの健康リスクが心配な人には、2つのオプションをおすすめします。
1つはニコレスというニコチンなしのお茶っぱで作ったヒートスティックに変えること。
茶葉を使った加熱式タバコ専用スティックでニコチン0の喫煙を楽しむことができます。
茶葉といえど喫味はタバコに近いものがあるので、十分吸えますよ。
そして、もう1つはニコチン0・タール0の電子タバコ(VAPE)に変えること。
国内ではドクターベイプという製品が人気で、ニコチンゼロ・タールゼロで楽しむことができます。
ドクターベイプの口コミや評判は?実際に使った感想を交えてレビュー