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アイコスのニコチン量や有害物質について気になる人も多いのではないでしょうか?
「アイコスは紙巻きタバコに比べてニコチンや有害物質が少ない」
「アイコスは紙巻きタバコと危険性は同程度。いや、それ以上だ」
アイコスが発売されてから、ずっと議論が分かれているところですよね。
今回はアイコスのニコチン量や有害物質の有無など、公式の研究結果を交えて紹介していきます。
アイコスは有害で当然。なぜならタバコだから
初めに当記事のスタンスについて断りを。
アイコスは火を使わない加熱式タバコとして多くのユーザーに使用されるようになりましたが、分類はタバコであり健康を損なうリスクがある製品であることに変わりはありません。
アイコスのニコチンや有害物質が気になる人はスパッと禁煙するのが1番です。
しかし、アイコスは火を使わない点などからタールなどの物質が削減されており、通常の紙巻タバコに比べると有害物質は少ないとされています。
意見としてアイコスの有害無害がごっちゃになって議論されているので、先にアイコスは健康を損なうリスクがある製品であることは明示しておきます。
以下では実際の研究結果を元に、アイコスと紙巻きタバコのニチコン量や有害物質の量について比較していきます。
フィリップモリスインターナショナル研究開発センターの主張
フィリップモリスインターナショナル研究開発センターは公式HPで以下のような加熱式タバコのリスク低減に関する評価を主張しています。
煙の出ない革新的な加熱式たばこシステムに関する評価は、急速に進んでいます。
加熱式タバコに完全に切替えた成人喫煙者は、紙巻たばこを喫煙し続けた場合に比べて、害のリスクが少なくなることが見込まれています。
加熱式タバコは燃焼を伴わず、煙も出ません。
非臨床試験の結果によると、加熱式タバコのベイパー(蒸気)は、紙巻たばこの煙に比べて、発生する有害および有害性成分 の量が大幅に低減され、毒性も大幅に低減されています。
また、弊社の調査によると、成人喫煙者が加熱式タバコに完全に切替える可能性は高く、製品の非対象者である非喫煙者や禁煙に成功した人の、加熱式タバコ使用意向はごくわずかということが分かっています。
フィリップモリス社の主張を要約すると、従来の紙巻タバコに比べて健康リスクが低減され、発生する有害成分も大幅に削減されているということです。
同社が自信を持ってそう主張する根拠となるデータも開示されていたので、見ていきましょう。
アイコスと紙巻きタバコの成分比較
この実験では加熱式タバコのレギュラースティックとメンソールスティック、そして通常の紙巻タバコの3つが比較対象として検証されています。
アイコス | 紙巻きタバコ | |
パフ | 12 | 10 |
水分 | 36.5mg | 15.8mg |
グリセリン | 4.63mg | 2.42mg |
ニコチン | 1.32mg | 1.89mg |
表で分かるようにニコチンの量は紙巻タバコとほぼ変わりませんね。
アイコスと紙巻きタバコの有害物質の比較
一方でアイコスと紙巻タバコの有害物質を比較したのが、下記表となります。
3〜10倍位のレンジで、アイコスの方が有害物質の量が軽減されているのが分かります。
アイコス | 紙巻きたばこ | |
アンモニア | 14.2μg | 39.3μg |
アクリルアミド | 1.73μg | 4.8μg |
ピリジン | 7.54μg | 36.1μg |
アセトアミド | 4.02μg | 13.9μg |
ブチルアルデヒド | 26.1μg | 88.4μg |
スチレン | 0.608μg | 24.5μg |
ピレン | <5.00ng | 87.3ng |
カテコール | 16.3μg | 91.4μg |
ホルムアルデヒド | 5.53μg | 56.5μg |
酸化プロピレン | 0.148μg | 1.32μg |
N-ニトロソアナバシン | <3.15ng | 33.7ng |
ベンズ[a]アントラセン | 1.45ng | 28.0ng |
N-ニトロソノルニコチン | 17.2ng | 309ng |
アセトアルデヒド | 219μg | 1555μg |
プロピオンアルデヒド | 14.5μg | 125μg |
ベンゾ[a]ピレン | <1.00ng | 14.2ng |
フェノール | 1.16μg | 13.6μg |
N-ニトロソアナタビン | 20.5ng | 318ng |
ヒドロキノン | 8.10μg | 83.1μg |
アクロレイン | 11.30μg | 154μg |
4-(メチルニトロサミノ) -1-(3-ピリジル) – 1-ブタノン |
6.7ng | 266ng |
メチルエチルケトン | 7.18μg | 187μg |
アセトン | 40.7μg | 736μg |
一酸化窒素 | 16.8μg | 491μg |
窒素酸化物 | 17.3μg | 537μg |
トルエン | 2.59μg | 188μg |
o-クレゾール | 0.069μg | 4.47μg |
o-トルイジン | 1.260ng | 85.5ng |
一酸化炭素 | 0.531mg | 32.8mg |
アクリロニトリル | 0.258μg | 31.9μg |
ベンゼン | 0.649μg | 97.6μg |
1,3-ブタジエン | 0.294μg | 63.8μg |
イソプレン | 2.35μg | 798μg |
どうしても健康リスクが気になる人は、VAPEという選択肢も
アイコスの健康リスクがどうしても気になる人は、電子タバコ(VAPE)がオススメです。
液体状のリキッドを加熱してその水蒸気を吸引するという製品で、ニコチンは含まれていません。
火を使わないので当然、タールもなし。
禁煙目的で電子タバコに乗り換える人も近年増えていますし、何よりランニングコストが安いのでタバコ代を節約することができます。
電子たばことは?アイコス との違いを絡めて紹介 – Capnos
ニコチン0のニコレス で禁煙に挑戦するのもオススメ
紙巻きタバコとアイコスは火を着火するか否かで分類できる製品ですが、ニコチンの含有量はほぼ一緒です。
ニコチン自体も健康に害を及ぼす者ですが、ニコチン0のニコレス という製品を使ってみるのも1つの方法です。
これはタバコ葉ではなくお茶の葉で作られたタバコスティックで、タバコ税の影響も受けないためタバコ代の節約もできるというメリットがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回、アイコスのニコチン量や有害物質の有無について紹介しました。
データが示している通り、ニコチンの量は紙巻きタバコとあまり変わりませんが、有害とされる物質はかなり軽減されていますね。
とは言え、ニコチンを含む製品であることに変わりはありません。
健康リスクを孕んだものであることは認識しておきましょう。
禁煙を検討している人は、ノンニコチンのニコレス を検討するのもアリだと思います。
ぜひ参考にしてみてください。