【全12種】フィリップモリスたばこの種類や値段は?おすすめの銘柄も紹介|CAPNOS

【全12種】フィリップモリスたばこの種類や値段は?おすすめの銘柄も紹介

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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世界最大のたばこメーカー・フィリップモリスの看板的な同盟のシガレット・ブランド、フィリップモリス。その誕生は古く1800年代にイギリスで誕生し、1847年にはアメリカ市場で販売がスタートしました。

日本のたばこ市場で流通されるようになったのは1985年頃からですが、一時事実上のフィリップモリスブランドは廃盤となった一方、2020年に低価格シガレットとして復活。2023年現在で購入できるモデルは全12種あります。

本記事では、これらフィリップモリスブランドの12種個々にフォーカスしご紹介します。また、後半ではフィリップモリスブランドのストーリーについてもご紹介します。

フィリップモリスの価格【2023年版】

歴史あるブランドであり、たばこメーカーの社名にもなっているフィリップモリスですが、現在日本のたばこ市場に流通している全12種ともに430円という低価格です。しかし、その低価格シガレットを支えるたばこ葉はウクライナのものが使われており、昨今のロシア・ウクライナ情勢の影響を受けて、日本のたばこ市場におけるフィリップモリスブランドが再び廃盤になったりはしないかと、やや不安に思うところもあります。

この低価格でもありますし、万一に備えて吸い逃しなどがないよう積極的に試していただきたいシガレットではあります。

フィリップモリスは12種類を展開

2023年時点でのフィリップモリスブランドは以下の全12種類を展開しています。

  1. フィリップモリス・1・100ボックス
  2. フィリップモリス・3・KSボックス
  3. フィリップモリス・6・KSボックス
  4. フィリップモリス・10・KSボックス
  5. フィリップモリス・14・KSボックス
  6. フィリップモリス・メンソール・1・100sボックス
  7. フィリップモリス・メンソール5・KSボックス
  8. フィリップモリス・メンソール8・kSボックス
  9. フィリップモリス・ルビー・5・KSボックス
  10. フィリップモリス・パープル・1・100s・ボックス
  11. フィリップモリス・パープル・5・KSボックス
  12. フィリップモリス・パープル・8・KSボックス

大まかにレギュラーのボックスモデル、メンソールモデル、フレーバー系モデルの3系統があり、いずれにも全長100mmのロングサイズがあります。また、タール・ニコチン量も極めてライトなものから、ミドルや重めのタイプまでを用意しているのもフィリップモリスブランドの特徴で、幅広いユーザーに呼応していると言って良いでしょう。

それでは次にフィリップモリスブランドの各銘柄の解説をしていきたいと思います。

フィリップモリス・1・100ボックス

フィリップモリス1 100sボックス

フィリップモリスブランドのレギュラータイプのたばこでありながら、100mmのロングサイズモデル。タール1mg・ニコチン0.1mgと極めて軽めのたばこで、クセのない優しい吸い口が魅力です。

タール 1mg
ニコチン 0.1mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・3・KSボックス

フィリップモリス3ksボックス

レギュラータイプのタール3mg・ニコチン0.3mgモデルですが、その吸い口は優しい一方でフィリップモリス特有のたばこ感も強く感じる一品。パフ後半では甘いバニラフレーバーの風合いも漂います。

タール 3mg
ニコチン 0.3mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・6・KSボックス

フィリップモリス6ksボックス

レギュラータイプのタール6mg・ニコチン0.4mgのモデル。1、3などのモデルでは感じにくいフィリップモリスブランド特有の苦味・酸味が強く出て、豊かな喫味に仕上がっています。もちろん、フィリップモリス特有のバニラの風合いもより強く感じることができます。

タール 6mg
ニコチン 0.4mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・10・KSボックス

フィリップモリス10ksボックス

レギュラータイプの重めのモデル。タール10mg・ニコチン0.7mgの強い吸い口は、ヘビースモーカーをも満足させる味わいです。それでいて、クセがないところも素晴らしく、重めのたばこが苦手な方でも楽しめそうな味わいです。

タール 10mg
ニコチン 0.7mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・14・KSボックス

フィリップモリス14ksボックス

レギュラータイプのうち、最も重いモデル。タール14mg・ニコチン1mgのガツンとした重さと、強いキック感とボディによって豊かな喫味設計になっています。たばこ葉本来の喫味を包み込むようなバニラの風合いが優しく感じる一品です。

タール 14mg
ニコチン 1mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・メンソール・1・100sボックス

フィリップモリスメンソール1

100mmのロングサイズのメンソールモデル。タール1mg・ニコチン0.1mgの軽いたばこですが、フィリップモリスブランド特有のバランスに優れたたばこ葉の風合いと、強めのメンソール感をしっかり味わうことができます。

タール 1mg
ニコチン 0.1mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・メンソール5・KSボックス

フィリップモリスメンソール5

タール5mg・ニコチン0.4mgのメンソールモデル。フィリップモリスブランド特有のインパクトのあるたばこ感に対し、強めのメンソールが加わることで、新しい味わいを楽しむことができます。

タール 5mg
ニコチン 0.4mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・メンソール8・KSボックス

フィリップモリスメンソール8

タール8mg・ニコチン0.8mgのメンソールモデル。重めの設計なので、たばこ感のインパクトを強く感じる一方、強めのメンソールによって独特の喫味を表現しています。フィリップモリスブランドの中でも個性的な味わいの一品。

タール 8mg
ニコチン 0.8mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・ルビー・5・KSボックス

フィリップモリスルビー5

フィリップモリスブランドの、メンソール+フレーバー系モデル。カプセル搭載で、潰すとフレーバーの風合いを楽しめる寸法。ルビーはベリー系の味わいで、タール5mg・ニコチン0.4mgのそこそこの吸い口と相まって、独特の楽しい喫味となっています。

タール 5mg
ニコチン 0.4mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・パープル・1・100s・ボックス

フィリップモリスパープル1

フィリップモリスブランドのメンソール+フレーバー系シリーズのうち、最も軽いモデル。タール1mg・ニコチン0.1mgにして、しっかりとした喫味を味わえる一方、フィルター内に搭載されたカプセルを潰すと、ベリーの味わいも楽しむことができます。

タール 1mg
ニコチン 0.1mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・パープル・5・KSボックス

フィリップモリスパープル5

フィリップモリスブランドのメンソール+フレーバー系シリーズの、タール5mg・ニコチン0.4mgのモデル。パフ前半では、デフォルトの程よい吸い口で嗜み、パフ中半から後半にかけてカプセルを潰してベリーフレーバーを味わってみるのも良さそうです。

タール 1mg
ニコチン 0.1mg
本数 20本
価格 430円(税込)

フィリップモリス・パープル・8・KSボックス

フィリップモリスパープル8

フィリップモリスブランドのメンソール+フレーバー系シリーズの最も重い銘柄。タール8mg・ニコチン0.7mgのモデルで、そこそこのたばこ感とカプセルを潰した際に感じるベリーフレーバーとの融合によって、独特の喫味を表現しています。

タール 8mg
ニコチン 0.7mg
本数 20本
価格 430円(税込)

画像引用:キシダサービス

【オススメ銘柄】フィリップモリス・1・100ボックス

2023年現在、日本のたばこ市場に流通すフィリップモリスブランドの12種のモデルを紹介しました。レギュラーのボックスモデル、メンソールモデル、フレーバー系モデルの3系統があり、あらゆるニーズに呼応しているのが伝わってきます。

しかし、よりベーシックな味わいを知るためにも是非吸っておくべきはフィリップモリス・1・100でしょう。

タール1mg・ニコチン0.1mgの軽めの設計ですが、だからこそフィリップモリスブランドの真価のほどを、繊細に確認できる銘柄だと思います。たばこ葉が持つ程よいキック感を、ボディが優しく支えるような安心感があります。それでいて、パフの後半で鼻腔に広がるほのかなバニラフレーバーがまろやかで、全体の喫味を結んでくれるような印象です。

100mmのロングサイズたばこなので、好みは分かれるかもしれませんが、それさえ目をつむれば、万人受けするような実に優れた喫味設計だと思います。

フィリップモリスブランドでは、レギュラー的なモデルですが、この他にタール3mg、6mg、10mg、14mgと異なる重さのラインナップがあるので、同等クラスの別ブランドのたばこを吸っている方は、試しにフィリップモリスもチョイスしてみると、新しい発見があるかもしれません。何よりコストパフォーマンスの良さもあり、普段使いに持ってこいの銘柄……それがフィリップモリス・1・100だと思います。

【オススメ銘柄】フィリップモリス・パープル・1・100s・ボックス

もう一つオススメしたいのが、フィリップモリスブランドのメンソール+フレーバー系シリーズから最も軽いモデルのフィリップモリス・パープル・1・100s・ボックスです。

2022年より加わったタール1mg・ニコチン0.1mgの銘柄で、すでに発売されていたパープル・5よりも軽めの設計になったものです。

フィルターにベリーフレーバーのカプセルがフィルター内に搭載されており、パフの始めから潰して吸うもヨシ、パフの途中で潰すことで1本で2度の味わいを楽しむもヨシという寸法。

実際の喫味は、フィリップモリス・1・100とほとんど同じの優しい喫味設計なのですが、ここに加わる程よいメンソール感・ベリー感が実に爽やかで、レギュラーモデルとはまた違う独特の味わいになっています。さらにカプセルを潰すと、ベリー感がブーストされるような印象で、酸味と甘味が格段にアップ。これもまた個性的な味わいになっています。

ベースのたばこ葉の選別、加工、ブレンドが良いことに加え、メンソール感・ベリー感が加わることでかなりインパクトのある喫味になっているわけですが、これだけ面白いたばこが20本入り430円というのはかなりのお値打ちだと思います。

遊び系シガレットとしてのチョイスももちろん良いですが、普段使いのたばこのサブ的なチョイスとして、気軽に嗜むのも良いなと思いました。

フィリップモリスストーリー:フィリップモリスはどのようにして生まれた?

ストーリー

冒頭でも触れた通り、シガレットとしてのフィリップモリスの誕生はかなり古く、まず1800年代にイギリスで誕生し、1847年にはアメリカ市場で販売がスタートしました。

この間、たばこメーカーとしてのフィリップモリスは1902年にニューヨークで法人化され、同社がバージニア州リッチモンドにあるたばこ工場を購入した後は、約27年間にわたって、フィリップモリスはこの地で製造され続けました。

また、1933年にはフィルターなしのレギュラーサイズたばこ、フィリップモリス・イングリッシュ・ブレンドというモデルがアメリカで発売され、広告戦略などの効果もあり、一気にその名を広めていきました。

フィルター付きのフィリップモリスが登場したのは1953年のこと。一般的なチャコールフィルターモデル、メンソールフィルターモデルなどを発表し、いわゆる両切りモデルと並行して販売されましたが、この頃には安定した人気を誇るようになり、世界中でライセンス生産が始まり、今日には世界40カ国以上で販売される一大ブランドとして認知されるようになりました。

日本市場への進出

日本のたばこ市場で流通されるようになったのは1985年頃からとやや遅めでした。1990年代には様々なモデルをラインナップし、黒木瞳、椎名桔平、渡辺由紀といったこの時代に絶大な支持を得たタレントを起用した広告戦略などの効果もあり、一時はどこかクールで紳士的なたばこブランドとして認知される向きがありました。

しかし、残念なことにこれらの人気の継続性は乏しく、特に2000年代に登場した多くの派生モデルが数年で廃盤になった他、2014年にはラインナップされていたほぼ全ての銘柄がラークブランドに転じられるなど、歴史あるブランドなのに斜陽の憂き目に遭いました。

2014年に日本市場におけるフィリップモリスブランドは事実上の廃盤になったわけですが、根強い支持がないわけではなく、ついに2020年にブランドが復活を果たしました。

廃盤に至った際の教訓からか、他ブランドにはない圧倒的な魅力を持つ商品展開を目指し、結果的に「20本入り・430円」という低価格シガー専門ブランドとして再出発を図ることになりました。また本記事では割愛したものの、リトルシガーも複数ラインナップしており、歴史あるブランド力という冠におごらず庶民の取り沿ったブランドとして生まれ変わったような印象があります。

本記事で紹介した12種類は、あくまでも日本仕様のモデルばかりですが、ベースのたばこ葉の品質・ブレンドの良さと、細かく用意されたタール量・ニコチン量のモデル、そしてメンソールやフレーバーモデルによって、多彩なラインナップとなっている点は評価すべきで、今後再評価が高まる予感もします。

他方、日本におけるフィリップモリスの大半が、ウクライナやセルビア製であり、2023年時点で終息の兆しが見えないロシア・ウクライナ情勢の影響などから、再び廃盤になったりしないかと、やや心配に思うところもあります。この心配が杞憂に終わり、ウクライナに平和の時代が再び訪れ、日本版フィリップモリスブランドも引き続き生産が継続され、さらに再評価に繋がると良いなと願うばかりです。

低価格シガーブランドで再出発したフィリップモリスの味わいを楽しもう

ここまでのご紹介の通り、現在の日本版フィリップモリスブランドは、低価格シガーブランドとして再浸透をはかっているように見受けられますが、とにかくレギュラーモデルの喫味のバランスの良さは目を見張るものがあり、それでいて20本入り・430円のコストパフォーマンスは素晴らしいとしか言いようがありません。メンソール系、フレーバー系といった最新モデルの面白さもあり、今後さらに評価が高まってほしいブランドです。

あなたも最新のフィリップモリスブランドの喫味を体験してみてはいかがでしょうか。低価格にしてハイクオリティの味に感動することウケアイです。是非一度フィリップモリスをゲットしてみてください。

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