【シャグレビュー】「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」をヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想|CAPNOS
ゴールデンブレンド バージニア グリーン_01

【シャグレビュー】「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」をヴェポライザーと手巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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日本でもおなじみの「プエブロ」シリーズ、「レッドブル」シリーズ、「JBR」シリーズなどを扱うドイツの巨大たばこメーカー、ポッシェル・タバック。

本国ドイツのたばこ市場では97%を超えるという圧倒的なシェアを誇る企業で、パイプたばこ、シガレット、嗅ぎたばこなど、数多くの製品を展開しています。

このポッシェル・タバックが扱うブランドの一つが「ゴールデンブレンド」シリーズで、良質のバージニア葉を中心にブレンドしたシャグを複数展開しています。

この「ゴールデンブレンド」シリーズから、筆者はすでに「バージニア」を試し、なかなかの好印象を抱いておりますが、今回試すのは「バージニア グリーン」という銘柄です。

事前に調べたところによると「ブライトバージニア葉を中心とした上質な味わい」といった紹介文が散見されました。

前述の「ゴールデンブレンド バージニア」でも満足できる喫味でしたが、さらにその上をいく銘柄のような気がして、自ずとテンションが上がってきます。

果たしてこの「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」どんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。

まずはスペック、開封した感じ、葉の感じから見ていきたいと思います。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」のスペック

  • 生産国 ドイツ
  • 価格 820円
  • 内容量 30g

開封

「30g・820円」というコストパフォーマンスの良さは「ゴールデンブレンド」シリーズに共通するもので、本銘柄ももちろん同じ。この点は本当にありがたいですね。

さっそくパッケージを開封し、シャグの香りを嗅いでみましたが、「ゴールデンブレンド バージニア」同様に匂いは極めて薄め。

よく鼻を近づけないと感じることができませんが、「ゴールデンブレンド バージニア」との違いは、どことなく青々しいような、初々しいたばこ葉の香りがすることです。

これがブライトバージニア葉なのかどうかわかりませんが、「ゴールデンブレンド バージニア」の喫味をさらにフレッシュにした風合いを楽しめそうな予感も抱きました。

葉の感じ

芯のある細めにカットされたたばこ葉は明るめのブラウンですが、「ゴールデンブレンド バージニア」よりも濃い目で、葉片のようなものはほとんどありません。

湿度がなく極めてカラッカラである点は「ゴールデンブレンド バージニア」同様ですが、それでいてたばこ葉同士はモサっと入り組んでいます。

このため、手巻きにする際はバランス良くほぐすほうが良さそうです。

さらにマイルドな喫味を楽しみたい方はヒュミストーンなどを使い、適宜加湿すると良いでしょう。

果たして、この「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」、火入れするとどんな喫味を表現してくれるのでしょうか。

まずはヴェポライザーが試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

「ゴールデンブレンド バージニア」にもよく似た甘く、豊かな風合いが口の中に広がりますが、やはりどことなく初々しい、フレッシュでキレの良い喫味を感じさせてくれました。

他方、「ゴールデンブレンド バージニア」よりも軽い口当たりで、これを好む人がいることは十分わかる一方、筆者は少々物足りなくも感じました。

ベースブレンドが良さそうなだけに、これが少々残念です。

この点、ヴェポライザーの燃焼温度をアップさせると、改善されるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度で感じた風合いに、キック感を加えた印象である点も、「ゴールデンブレンド バージニア」とほとんど同じです。

しかし、190度で物足りなかった点を解消できるどころか、かえって荒れてしまい、このブレ方は「ゴールデンブレンド バージニア」以上でした。

やはり青々しくフレッシュなブライトバージニア葉、火入れすると焼けすぎてしまい、喫味全体のバランスを崩してしまうのかもしれません。

これらのことから言えるのは、やはり190度のほうが安定した喫味を楽しむことができるということ。

「ゴールデンブレンド バージニア」同様、190度だと確かに控えめな喫味ですが、そのほうがまだ持ち味を感じることができるように思います。

ここまでがヴェポライザーでの感想でしたが、手巻きにした場合、どう印象が変わってくるのでしょうか。次に試してみます。

手巻きで吸ってみた

くー、うまい!

パフの初めに若干強めのキック感を感じるのは「ゴールデンブレンド バージニア」同様ですが、全体の喫味に全くのクセがなく、シンプル・イズ・ベストのフレッシュな風合い。

苦味や辛味は控えめで、その代わり、どこか青々しい丸い甘味を感じることができ、喫味は極めて優しいです。

ヘビースモーカーの筆者ですが、このブレンドの良さ、初々しさにはかなりの好印象を抱きました。

ヴェポライザーでは出せないような繊細な喫味でもあるように思いますが、苦手な人はまずいないであろううまいたばこであることには違いがありません。

「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」の感想

ヴェポライザーでは少々不満が残りましたが、一方の手巻きでは「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」のポテンシャルを存分に味わうことができ、かなり良いブレンドであることがわかりました。

手巻き用シャグは、とかくインパクトを優先するものが多いきらいがありますが、そんな中でも控えめなのに芸が細かい希有なシャグが「ゴールデンブレンド バージニア グリーン」のように思います。

万人受けするシャグだと思いますし、比較的手を出しやすい価格帯でもあります。是非一度お試しください。

 

ヴェポライザー評価:2/5

手巻き評価:5/5

※本記事で紹介した , はリンク先でも詳しく紹介しています。

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