【シャグレビュー】「バイオリン オリジナルメロー」をヴェポライザーと手巻きタバコで吸ってみた感想|CAPNOS
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【シャグレビュー】「バイオリン オリジナルメロー」をヴェポライザーと手巻きタバコで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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古くからたばこ生産が盛んなインドネシア。シガレットで有名な「ガラム」シリーズをはじめ、個性的なたばこを数多く作り続ける国でもあります。

今回試す「Violin(バイオリン) オリジナルメロー」というシャグもインドネシア産で、日本での販売元はスミス・コーポレーションというたばこやコーヒー豆を輸入する業者が行っています。

この銘柄で使用されているたばこ葉は、インドネシア・バリ島の隣にあるロンホク産のモスリンという木から穫れるバージニア葉なのだそうです。

また、たばこ葉の乾燥はファイヤーキュアード(火力乾燥処理)で、生木を燃やした上で乾燥させ、その香りをつけることで、パイプたばこのような豊かな風合いを生み出しているのだそうです。

また、「バイオリン オリジナルメロー」は40g・1300円と高額ではありますが、普段使いのシャグに30〜40%加えることで、芳醇な香りを楽しめるようになるとも。

ここまでの情報は「バイオリン」のパッケージに記載されているものをリライトしましたが、筆者個人的にはハーフスワレなどのファイヤーキュアードのたばこがとにかく好きで、あの風合いを感じられるのだとすれば、これは嬉しい限りです。

ちなみにハーフスワレ系シャグのパッケージは濃紺のカラーリングを施すことが多く、「バイオリン オリジナルメロー」も全くその通り。期待で胸が膨らみます。

果たして、どんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。まずは、スペック、開封した感じ、葉の感じを見ていきましょう。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

「バイオリン オリジナルメロー」のスペック

  • 生産国 インドネシア
  • 価格 1,300円
  • 内容量 40g

開封

「バイオリン オリジナルメロー」はまずパッケージが独特。薄いアルミ製のパッケージを採用しており、この点からもシャグに対するかなりのこだわりを感じます。

また、シャグに多い折りたたみ式パッケージではなく、1枚袋となっており、上部を切り出し、シャグを取り出し構造です。

開封し、シャグを嗅いでみると、ファイヤーキュアード特有の芳潤で濃厚な香ばしい香りが漂ってきます。

他のファイヤーキュアードのシャグよりも強めの香りであり、この点からも自ずとテンションが上がる筆者でした。早く吸いたくなります。

タバコ葉の感じ

指先で触れてみると、ファイヤーキュアード特有の粘度を感じる一方、その質感はなめらかでもあり、ここでもまた「バイオリン オリジナルメロー」のクオリティの高さを実感しました。

ただし、粘度があることには違いがありませんので、手巻きにする際は、かなり注意して巻く必要があります。

ギューギューに詰め過ぎれば、火をつけても詰まり過ぎて吸えなくなってしまいますし、かと言ってスカスカに巻いても「バイオリン オリジナルメロー」の風合いを感じることが難しいでしょう。

高額帯に入るシャグでもありますので、いつも以上に慎重に巻くべきだとも思いました。

果たして、この「バイオリン オリジナルメロー」に火をつけると、どんな喫味を楽しませてくれるのでしょうか。

まずはヴェポライザーから試していきます。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

くー、うまい!

ファイヤーキュアードの豊かな風合いが全体を覆うような感じで、香料などは使っていないはずなのに、どことなくチョコレートのような喫味となっています。

刺激としてのキックは弱めですが、どことなくボディを感じ、実に贅沢に感じる一服でした。

これだけでも十分満足できましたが、ヴェポライザーの温度を上げることでどんな変化があるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

これがまた美味い!

190度で感じた贅沢な喫味を、さらに強く感じさせるもので、何度も吸いたくなります。

ボデイが強くなった印象でもあり、前述のチョコレート感も多少アップしたように思いました。

パイプ用シャグは一般に贅沢なブレンドのものが多いように思いますが、そのパイプ用シャグに負けず劣らずの豊かな風合いであり、スペックでも触れた高額たばこであることも、特に問題に感じないほどのクオリティ。

筆者は間違いなく、指定銘柄にしたいと思いました。

ほんのわずかのたばこ葉しか入れないヴェポライザーでこれだけの大満足でしたので、手巻きにすると、さらに「バイオリン オリジナルメロー」の強いインパクトを感じられそうにも思います。次に試してみます。

手巻きタバコで吸ってみた

次はペーパーに巻き味わってみます。

はっきり言って、うますぎます。

キック、ボディのバランスも素晴らしい上に、たばこ葉自体も強く、豊かな喫味を感じさせてくれます。

筆者個人的にはこれまで吸ったたばこ葉の中で、最も好きな銘柄になりました。

オーバーではなく、このレビューを書く上で、あまりの美味さに何度も何度も吸ってしまい、現在ちょっとクラクラしているほどです。

本当に良いシャグに出会えて嬉しいです。

「バイオリン オリジナルメロー」の感想

数多くのファイヤーキュアード、ハーフスワレ系シャグの 中でも筆頭のうまさだと思います。

ファイヤーキュアード、ハーフスワレのたばこが苦手な方にも、騙されたと思って一度は吸っていただきたい逸品です。

むしろ、この「バイオリン オリジナルメロー」以上にうまいシャグがあるなら教えてほしい、と言いたくなるほどのクオリティ。

本当にうまいシャグなので、是非一度お試しください。

 

ヴェポライザー評価:5/5

手巻き評価:5/5

※本記事で紹介したはリンク先でも詳しく紹介しています。

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