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電子タバコ(VAPE)のリキッドには何が入っているだろう、と気になったことはありませんか?
電子タバコ初心者、愛用者関わらず口の中に入れるものなのでリキッドの成分は気になるところですよね。
今回は電子タバコに含まれる成分を詳しく紹介します。さらに、紙巻タバコの成分とも比較し、どちらがより害が少ないかも紹介します。
電子タバコのリキッドを構成する成分
大きく分けて電子タバコリキッドを構成する成分は3つ。
食品添加物などに使われるプロピレングリコール
化粧品などに使われる植物性グリセリン。そして、香料です。
ちなみにVAPEの原型は中国の薬剤師が考案したという説もあります。
以下ではリキッドの大部分を占めるプロピレングリコールと植物性グリセリンを掘り下げて紹介します。
プロピレングリコール
VAPEではPGと略されます。
人体の影響はほぼ無害と言われており、無味無臭であることが特徴。
電子タバコのリキッドは香りが強いものが多いので錯覚しがちになりますが、PG自体は無味無臭なんですね。
保湿性や防カビという特性があるので、医薬品や化粧品などに用いられます。
医薬品では内服薬・外服薬の溶解補助剤として活用されているので、電子タバコを利用していない人でも日常的に摂取している成分と言えます。
植物性グリセリン
VAPEではVGと略されます。植物由来の成分で作られたグリセリンです。
「グリセリン」という単語は化粧品にもよく使われるので馴染みがあるのではないでしょうか。
無色透明の粘性のある液体で、若干甘みがあります。
水に非常に溶けやすく吸湿性が強い側面を持っています。
こちらも、もちろん人体への影響はほぼ無害です。
医薬品以外にも、食品添加物として甘味量としても利用されています。
PGと同じ非VAPERであっても日常的に摂取している成分と言えます。
PG/VGの比率でリキッドの味は変わる
リキッドを構成するPG/VGの比率の違いでリキッドの味は変わります。
一般的にはPGの比率が高いリキッドは味が濃くなり、いわゆるキック感が増します。
対して、VGの比率が高いリキッドは煙の量が多くなる特徴があります。若干、甘い感じの仕上がりにもなります。
電子タバコと紙巻タバコの成分比較
海外の研究で電子タバコと紙巻きタバコを吸引した際の有毒性物質を比較したものがあります。海外のリキッドはニコチンを含みますが、国内品はニコチンを含みません。
その点も踏まえて見ていただけると電子タバコの方が害が少ないということが分かります。
物質名 | 電子タバコに対する 紙巻タバコのボリューム |
ホルムアルデヒド | 9倍 |
アセトアルデヒド | 450倍 |
アクロレイン | 15倍 |
トルエン | 120倍 |
ニトロソノルニコチン | 380倍 |
ジアセチル | 100倍 |
アセチルプロピオニル | 10倍 |
電子タバコは無害なのか?
紙巻タバコに比べると有害物質も少なく、成分も人体に影響がないものが使われていますが、電子タバコは人体にとって無害なのでしょうか?
こればかりは、
「分からない」
というのが正直なところです。と言うのも、電子タバコの歴史は浅く十分な治験のデータがないためです。
燃焼させてタールが発生する紙巻タバコよりは健康へのリスクは低いと言えますが、全くの無害と言われると疑問が残ります。
国内の電子タバコは海外のものに比べてニコチンが入っておらず、さらに健康リスクは下がると思います。
とは言っても、ほどほどの使用を心がけたいですね。
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