【全9種】ウエストたばこの種類や値段は?おすすめの銘柄も紹介|CAPNOS

【全9種】ウエストたばこの種類や値段は?おすすめの銘柄も紹介

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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ドイツたばこの銘柄の一つで、世界70カ国で親しまれているウエスト。日本での販売は2011年からと、まだ11年ほどの浅い歴史のたばこですが、スッキリとしていながらも十分な喫味、そして比較的安価な価格設定から、すでに多くのファンを持つブランドでもあります。本記事では、このウエストブランドについて、価格、種類、スペック、ストーリーなどをご紹介します。

ウエストの価格【2023年版】

ウエストブランドの各銘柄は、20本入にして450円という比較的手を出しやすい価格設定となっています。リトルシガー扱いではなく、あくまでもシガレットとしてのこの価格は、年々上がっていくたばこの価格の中では非常にありがたく、ウエストブランドの魅力の最たるところと言って良いかもしれません。

ウエストは9種類を展開

2023年時点で、ウエストは以下の9種類を展開しています。

  1. ウエスト ホワイト 100
  2. ウエスト シルバー 100
  3. ウエスト ブルー 100
  4. ウエスト ブルー
  5. ウエスト ディープブルー 100
  6. ウエスト レッド
  7. ウエスト アイスフレッシュ5
  8. ウエスト アイスフレッシュ8
  9. ウエスト アイスフレッシュ1 100

レギュラーたばこは、わかりやすくカラーリングでフレーバー分類をしているのが特徴。他方、アイスフレッシュはメンソール仕様のことを指します。各銘柄のスペックは以下の通りです。

ウエスト ホワイト 100

ウエストホワイト

ウエストブランドの中でも最も軽いタール1mg、ニコチン0.1mg仕様のたばこ。スッキリとしていながらも程よいキック感のある優れたブレンドですが、残念なことに生産中止が決まり、近日廃止になると言われています。

タール 1mg
ニコチン 0.1mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト シルバー 100

ウエストシルバー

ウエストブランドのタール3mgバージョン。ウエストに共通するしっかりとした喫味と、スムースな風合いを比較的軽めに味わうことができる一品です。

タール 3mg
ニコチン 0.3mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト ブルー 100

ウエストブルー

ウエストブランドのタール6mgmバーション。ライトミドルスペックで、ウエストの優れたアメリカンブレンドの喫味を、贅沢に味わうことができます。

タール 6mg
ニコチン 0.5mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト ブルー

ウエストブルー通常

ウエストブランドのタール6mgバージョン。ウエスト ブルー 100とほぼ同じ仕様で、その贅沢な喫味で人気を得たフレーバーですが、こちらも残念なことに生産中止が決まり、近日廃止になると言われています。

タール 6mg
ニコチン 0.5mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト ディープブルー100

ウエストディープブルー

ウエストブランドのタール8mgバージョン。ウエストのバランスの良い喫味を強く味わいたい方にはこれがオススメ。ウエストブランドの吸い心地の良さは、比較的重めのほうが感じられるかもしれません。

タール 8mg
ニコチン 0.6mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト レッド

ウエストレッド

ウエストブランドの最高峰となるタール12mgバージョン。高めのタール・ニコチン量なので重いたばこではありますが、それでいてどこかスッキリとした味わいを実現しているのはまさにウエストの繊細な喫味設計によるところだと思います。

タール 12mg
ニコチン 0.9mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト アイスフレッシュ5

ウエストアイスフレッシュ5

かつて存在したウエストブランドの銘柄、ウエストメンソール6の後継商品。比較的強めのメンソールたばこで、その商品名の通り、冷たくフレッシュな喫味を楽しまめす。ただし、残念なことに生産中止が決まり、近日廃止になると言われています。

タール 5mg
ニコチン 0.4mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト アイスフレッシュ8

ウエストアイスフレッシュ8

ウエストアイスフレッシュシリーズのタール8mgバージョン。しっかりとした喫味に対し、強いメンソールが加わり、スッキリとした味わい。こちらも残念なことに生産中止が決まり、近日廃止になると言われています。

タール 8mg
ニコチン 0.6mg
本数 20本
価格 450円(税込)

ウエスト アイスフレッシュ ワン 100

ウエストアイスフレッシュワン100

ウエストアイスフレッシュシリーズの中では最も軽い1mgバージョン。軽くてもキレのある喫味を楽しませてくれるウエストに、強めのメンソールが添加され小気味良い味わいです。こちらも残念なことに生産中止が決まり、近日廃止になると言われています。

タール 1mg
ニコチン 0.1mg
本数 20本
価格 450円(税込)

画像引用:キシダサービスネットショップ

【オススメ銘柄①】ウエスト ホワイト100

ウエストブランドの各銘柄は、いずれもドイツの高い技術と世界中から集められた3種のたばこ葉によって構成されたブレンドで、コストパフォーマンスに優れながらもしっかりとした喫味を味わえるものばかりです。

高めのタール・ニコチンのモデルでは、その味わいを強く感じることができますが、特に筆者個人的に感動したのは低タール・低ニコチンモデルにおける、喫味表現のレベルの高さです。

通常、こういった軽めのたばこはえてしてスカスカな喫味になりがちで、「物足りなくて、何本も吸ってしまう」「そのため結果的に高くつく」なんていうことも起こります。しかし、喫煙者の懐に優しいウエストブランドは低タール・低ニコチンでも、そういうことはなく、このウエスト ホワイト 100という最も軽いモデルでもきちんとしたキック感、ボディ、豊かな煙量感を楽しませてくれます。

かなり秀逸なたばこですので、低タールたばこ愛好家の方には是非オススメしたいとことですが、残念なことに生産中止が決まり、近日廃止になると言われています。これに代わる継続モデルがあるかどうかは定かではありませんが、限られた日数の間でも是非お試しいただきたい銘柄です。

【オススメ銘柄②】ウエスト アイスフレッシュ1 100

ウエスト ホワイト 100のメンソール版で、ニコチン・タール双方とも同量のモデルのウエスト アイスフレッシュ1 100。ウエスト ホワイト 100の優れたバランスに対し、冷たさを感じさせる超爽快メンソールを添加したもので、特に夏場の蒸し暑い時期などの「タバコを欲しているが、スッキリとした気分も味わいたい」といった場合ではもってこいのモデルです。

メンソールたばこの中には、超爽快を売りにしたメンソール感強めの銘柄も少なくないですが、肝心の喫味バランスが悪く、「スースーする煙を吸っているだけ」といった印象を抱くものもあります。それに対し、ウエスト アイスフレッシュ1 100は、ウエストブランドの矜持である「ブレンドの良さ」を守りながらの強めのメンソールモデルですので、充実感がある上に他ブランドにはない面白い喫味設計となっています。

メンソールたばこを愛好する方が吸えば「こんなたばこがあったのか?」と驚くことでしょうし、レギュラーたばこしか嗜まない人でも、その意外な喫味の虜になってしまうかもしれません。

是非お楽しみいただきたいフレーバーですが、こちらも残念なことに生産中止が決まり、近日廃止になると言われています。これに代わる継続モデルがあるかどうかは定かではありませんが、是非ともこの低タール・低ニコチンモデルの改善版を登場させてほしいです。

ウエストのストーリー:ウエストはどのようにして生まれた?

ストーリー

冒頭でも少し触れたとおり、ウエストはドイツたばこのイチブランドで、その誕生は1981年。ドイツ最大のたばこメーカー、レームツマが開発したものですが、発売以降、ドイツ国内の若者を中心に支持を集め、1990年代にはその人気がヨーロッパ各国に飛び火し、欧州15カ国以上で発売に至りました。また、レームツマが、イギリスの多国籍たばこメーカーのインペリアル タバコ グループに買収されて以降、さらにウエストブランドは世界中に輸出されるようになり、今日では世界70カ国以上で愛されるたばこブランドに成長しました。

日本に上陸したのは2011年。比較的歴史が浅い一方、コストパフォーマンスに優れた価格設定と、優れた喫味によって一部の喫煙者から支持を集めるブランドにもなりました。

ウエストを構成するタバコ葉

ウエストブランドに共通するたばこ葉は、ゴールデン・バージニア葉、ブラウン・バーレー葉、オリエント葉の3種。いずれも世界中で集められたたばこ葉を採用しており、ゴールデン・バージニア葉とブラウン・バーレー葉は熱処理倉庫で乾燥したものを、そして、オリエント葉は天日乾燥したものを丁寧にブレンドし、それぞれのたばこ葉の味わいをうまく引き出し商品化しています。

その味わいは、派手さはないものの、いずれのタール・ニコチン量のモデルでもしっかりとした喫味を表現しており、ストイックなモノづくりをする職人の国・ドイツらしい味わいです。

しかし、ここで謎も浮かびます。なぜこれほどまでにクオリティの高いウエストブランドが、リトルシガーでもないのにこの低価格を実現できるのかということ。この点は諸説ありますが、そのうちの一説では、製造のほとんどを台湾で行っており、生産コストが安いからというものです。ただし、世界70カ国以上で愛されるブランドですので、その品質基準は厳しく、このため安価にして十分なクオリティを実現できているということのようです。いずれにしても、ハイクオリティのたばこが、低価格で味わえるのは非常にありがたいですので、是非一度お試しいただき、その真価のほどを確かめていただきたいです。

ウエストのブランド名の由来

そしてもう一つ、ウエストブランドの逸話もご紹介します。「ウエスト」というブランド名ですが、開発時のレームツマがアメリカのフロンティア・スピリットや、自由を愛する国民性にシンパシーを感じ、ドイツから見て「西」に位置する国・アメリカを思ってこの名にしたと言われています。長い歴史の中で、東西諸国に翻弄されたドイツらしい思いがあるように想像しますが、やや凡庸とも思えるウエストというブランド名は、こんなエピソードもありました。

コスパ最強のウエストの味わいを楽しもう

ウエストは、一般的にはまだまだマイナーな部類のブランドかもしれません。しかし、同等のタール・ニコチン量のたばこと比べながら吸えば、そのクオリティを十分感じることができるはずです。

特に低タール・低ニコチンモデルでの喫味表現が素晴らしく、タール1mgモデルの廃止は実に惜しく思いますが、後継銘柄が登場するかどうかも今後注目していきたいところです。

今、親しんでいるたばこと同等のタール・ニコチンモデルから試し、あなたの味覚でウエストブランドの味を楽しんでください。きっと感動を覚えることと思います。

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