【先行レビュー】IQOS ILUMAを試してみた感想。旧アイコスとの違いも紹介|CAPNOS
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【先行レビュー】IQOS ILUMAを試してみた感想。旧アイコスとの違いも紹介

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IQOS3の後継機として発売された最新デバイス「IQOS ILUMA」

編集部でさっそく試してみたので、感想などをレビューします。

あわせて、以下の点も詳しく解説していきます。

  • IQOS ILUMAとIQOS ILUMAプライムキットの違い
  • 旧IQOSとの機能や味わいの違い

全国発売は9月2日からですが、購入前にアイコスイルマがどのような製品か知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)概要

アイコス公式

8月17日にアイコス公式サイトで情報が解禁された、アイコス3の後継モデルにあたるデバイスです。

当初はアイコス4か?とも言われていましたが、名称は「IQOS ILUMA(アイコスイルマ)」となります。

アイコスイルマの発売にあたり2種類のデバイスが発売されています。

アイコスイルマ22

左がアイコスイルマ、右がアイコスイルマプライキット

  • IQOS ILUMA(アイコスイルマ)
  • IQOS ILUMA(アイコスイルマ)プライムキット

プライムキットが値段は高く設定されていますが、機能面の違いはありません。

IQOS ILUMA

プライムキット

12,980円(税込)
IQOS ILUMA 8,980円(税込)

詳しい違いについては後述します。

テリア

アイコスイルマは「TERIA」という専用銘柄があり、既存のアイコス銘柄のヒートスティックと互換性はありません。

専用銘柄 テリア(550円)
連続使用 2回
充電サイクル 20回毎
充電時間 約135分

連続使用は2回とアイコス3DUOと同じスペックですが、注目すべきはブレードがなくなったこと。

アイコスイルマから非ブレード式の加熱方式に転換しており、ブレード折れの心配やクリーニングの手間がなくなった点も注目です。

アイコスイルマの新機能

アイコスイルマプライム

アイコスイルマには従来のアイコス3にはない機能が備わっている点も注目したい部分です。

新機能1:オートスタート・オートストップ

スティックを挿入すると、自動的に加熱が開始します。

従来のアイコスでは、スティックを挿して加熱ボタンを押す作業が必要でしたが、自動で加熱が開始します。

また、スティックを取り出すと自動的に本体が停止します。

新機能2:スマートジェスチャー リフトアップ

使用していない時にホルダーを手前に傾けるとホルダーのライトが点灯し、残りの使用可能回数が表示されます。

新機能3:スマートジェスチャー ダブルタップ

使用中にホルダーをダブルタップ(軽く2回タップ)すると、バイブレーションで残りの使用時間が通知されます。

専用銘柄「TERIA(テリア)」

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アイコスイルマには専用銘柄の「TERIA(テリア)」が用意されています。

パッケージや中のスティックは旧アイコスのヒートスティックとほぼ同じです。

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価格は1箱20本入りで550円(税込)。

アイコスイルマ発売に伴い11種類の銘柄が用意されています。

ちなみに、フレーバーの種類はヒートスティックと同じ名称になるので、味わいについてイルマのヒートスティック版と捉えて差し支えないでしょう。

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例)アイコス・ヒートスティック・リッチレギュラー

アイコス・テリア・リッチレギュラー

 

スティックの長さ、口径サイズもほぼ同じです。

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「もしかすると、アイコス3でもイルマでも両方使えるのでは・・・」と思いましたが、公式サイトによると互換性はありません。

イルマは先述したように非ブレード式のデバイスなので、それ用に開発された専用銘柄という事です。

ブレード型のたばこスティックとは熱の広がり方が違うように、設計が違うのでしょう。

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断面を見ると分かるように、たばこ葉の部分が露出していません。

アイコスイルマ実機レビュー

さっそくですが、アイコスイルマの実機レビューをしていきます。

開封から喫煙まで一通り使用した感想を紹介します。

開封

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真っ白な箱に収められており、非常にシンプルな内装です。

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箱の中には、本体・ホルダー、充電ケーブル一式、説明書が納められています。

アイコスイルマに関しては、アイコス3DUOとほぼ同じようなデザインになります。

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チャージャー開口部分の機構は同じですね。

ホルダーも若干のデザイン変更に留まっています。

チャージャーの外側部分は素材が変わっており、少しざらっとした素材になっています。

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充電

本体底部にUSBケーブルの差し込み口があります。

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TYPE-Cに対応していますね。

なお、フル充電するには約135分ほどかかるようです。

チャージャーの充電が完了すれば、ホルダーを本体にセットし充電できます。

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この辺の操作方法もアイコス3DUOと同じになります。

喫煙開始

さっそく専用銘柄「テリア」を使用し、喫煙していきたいと思います。

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テリアをホルダーにセットすると、自動で加熱が開始されます。

加熱が完了すると振動でお知らせ、さっそく吸っていきます。

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・・・

 

1口目の印象はアイコス3と大きな味わいの違いはありませんでした。

非ブレード式になったので、煙の量も少なくなると思いましたが同じくらいのベイプが発生します。

2口目、3口目と吸い続けていくと味わいの違いがぼんやり見えてきました。

まず、加熱方式の違いからか、喫味がよりクリアになった印象を受けます。

雑味の少ない味わいですね。

また、加熱式たばこは後半になると雑味が多くなったりクセが出てくるのですが、吸い始めから吸い終わりまで一貫してクリアな味わいを保っている印象です。

煙の量は変わらないのですが、たばこ臭さが幾分か低減しているようにも感じました。

加熱式たばこは、よく「焼き芋のような匂い」と揶揄されるのですが、そういった特有の臭さは少なくなっている印象です。

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加熱後のスティックを取り出しても、ほとんど汚れていないのが分かります。

もちろん、たばこ臭さはゼロではないのですが、フィリップモリスの理想に近づくよう設計されたデバイスだと感じました。

いや、これはすごいな・・・

現状、アイコス3DUOとアイコスイルマを並行して販売していく予定のようですが、近い将来イルマがメインストリームになることは間違いないと思います。

アイコスイルマプライムキット実機レビュー

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次にアイコスイルマプライムキットの実機をレビューしていきます。

外観

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外観は通常のイルマと異なります。

本体の半分がメッシュ状のカバーで覆われています。

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充電口は本体下部にあります。

開けると、ホルダーを格納する場所があります。

カバーと本体はマグネットが仕込まれており、簡単に開閉することができます。

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ぱっとみた感じ、少し小さめのメガネケースのような印象を受けました。

通常のアイコスイルマとの違い

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左が通常のアイコスイルマ、右がアイコスイルマプライムキット

アイコスいるまでは、通常のアイコスイルマとアイコスイルマプライムキットが発売されています。

金額の差は実に4,000円。

読者の方からの質問で1番多かったのが、

「通常のイルマとプライムキットは何が違うんですか?」という質問でした。

結論から言うと、外観の違いだけです。

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フィリップモリスの方にも確認しましたが、機能や味わいはアイコスイルマとプライムキットで違いはありません。

外観の違い、カバーケースなどパーツ周りだけが違います。

通常のイルマとプライムキットで4,000円も値段が変わってくるので、外観にこだわりがなければ通常のアイコスイルマで問題ないでしょう。

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アイコスイルマプライムキットを持って感じたのは、通常のアイコスイルマより重いです。

そういった点も踏まえて購入の検討をしてみてください。

繰り返しますが、機能面や味わいはどちらも同じです。

アイコス3とイルマの外観の違い

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左から、IQOS3DUO / IQOS ILUMA / IQOS ILUMAプライムキット

旧アイコスのアイコス3DUOとイルマ、イルマプライムキットを比較してみました。

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アイコス3DUOが少しだけサイズが小さいです。

アイコス3DUOとアイコスイルマでは重さの違いはさほど感じませんでした。

ただ、アイコスイルマプライムキットだけは明らかに重いです。

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アイコス3DUOのホルダーとイルマのホルダーを比べましたが、イルマの方が若干長いですね。

アイコス3と吸い比べてみた

次にアイコス3と吸い比べをしてみました。

ブレードの有無やたばこスティックの違いで、味わいに変化はあるのか?どちらが美味しいのか?という点を検証したいと思います。

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左がヒートスティック、右がテリア

アイコスイルマの専用銘柄「テリア」は11種類の銘柄が発売され、アイコスのヒートスティックの名称をそのまま継承しています。

同じ名称の銘柄で比較、検証をしていきます。

レギュラー系

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リッチレギュラー味で比較してみました。

アイコス3DUOの方が、たばこ葉のコクやほのかな酸味、喉にクッと来るキック感を感じます。

一方、アイコスイルマは味わいはほぼ変わらないものの、全体的に喫味が弱い印象を受けました。

ただ、これは両者を同時に加熱して吸い比べをしてみた感想で、目隠しをして吸うと見分けれないレベルです。

非ブレード式になって、喫味やキック感は弱くなっているのでは?という心配は稀有でした。

メンソール系

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次にメンソール系銘柄のブラックメンソールで試してみます。

アイコス3DUOでも美味しく頂けますが、アイコスイルマの方がメンソールのクリアな味わいや清涼感を楽しめると感じました。

より研ぎ澄まされた清涼感を楽しめると言いますか、喫味が極めてクリアですね。

フルーツ系

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次に柑橘系銘柄のブライトメンソールで試してみます。

こちらもメンソール同様、アイコスイルマの方がフルーツ香料やメンソール感がクリアですね。

 

アイコス3とアイコスイルマの吸い比べから様々な点が分かりました。

一つは、非ブレード式のイルマになったからと言って喫味が明らかに弱くなるわけではないこと。

1番、この点を心配していましたが大丈夫でした。

むしろ、メンソール系やフルーツ系はアイコスイルマの方がクリアな味わいを楽しめると感じました。

まとめ

アイコスイルマ31

新型アイコスのデバイス「アイコスイルマ」をレビューしました。

最新型のデバイスということでデザインも洗練されています。

連続2本吸いの点だけ、前モデルと変わらず惜しい!と思いましたが、ブレード折れの心配もなくクリーニングの手間もなくなるのは大きいです。

心配していた喫味の低減も気にするほどでもなく、美味しく喫煙できました。

これから限定カラーや新しいフレーバーが続々と登場し、アイコスイルマがメインの加熱式たばこになる日はそう遠くないと思います。

買い替えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。

 

【関連記事】

IQOS ILUMA(アイコスイルマ)専用銘柄「TERIA(テリア)」おすすめをタイプ別に紹介

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