【シャグレビュー】レッドフィールド ナチュラルをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想|CAPNOS

【シャグレビュー】レッドフィールド ナチュラルをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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ベルギーのたばこメーカー、ツイスト・タバコ社。スタンレーなどのフレーバー系シャグブランドを展開するヨーロッパでは名の知れたメーカーですが、同社が展開する別ブランドがレッドフィールド。

色数を抑えたシンプルなパッケージがストイックで目を引きますが、同ブランドの一番の魅力は低価格帯であることです。

日本国内での価格は「20gで530円」という格安シャグとしてよく知られており、手巻きたばこに不慣れたユーザーにとってのゲートウェイシャグとしてのニーズも高いようです。

ただし、グラム単価で考えると、取り立てて安いというわけでもないため、この点はよく注意してチョイスするほうが良いようにも思います。

このレッドフィールドシリーズはナチュラル系シャグ、フレーバー系シャグ双方を展開しています。

今回試すのはこの中からナチュラル系シャグの代表的銘柄、その名もズバリのナチュラルです。

事前に調べた情報によると、バージニア葉を中心にブレンドした吸いやすい無添加シャグとのことで、筆者好みのシャグであるような予感がします。

たばこ葉本来のシンプルな喫味を贅沢に感じさせてくれるシャグであることに期待しつつ、まずはスペックから見ていきたいと思います。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

レッドフィールド ナチュラルのスペック

  • 生産国 ベルギー
  • 価格 530円
  • 内容量 20g

開封

開封してまず鼻をつくのがえんぴつを削ったかのような香ばしいたばこ葉の香り。

ここのところフレーバー系シャグばかり試していた筆者ですので、この無添加のたばこ葉の香りがより愛おしく思いました。

バージニア葉を中心にブレンドされているということで、特有の甘味、酸味、苦味が匂いの奥にあり、この点もまた筆者好みのように思えて好印象です。

やっぱりたばこはこうでなくっちゃ!

葉の感じ

9割以上を構成する刻みの細かいバージニア葉は細かく縮れている一方、その1本1本は強い芯を感じます。

また、その細かいバージニア葉に混じって、黄土色の大振りのたばこ葉の破片も見え隠れします。

触ってみても粘度は薄く、無添加シャグ特有の乾いた感じがあります。

むしろ吸う前には加湿石などを加え、適宜加湿したほうが辛さを抑えられるように思う筆者でしたが、今回はこういったことをいっさいせず、あくまでもデフォルトでの喫味を味わいたいと思います。

というわけでまずはヴェポライザーから試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染み、扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

まずは低温度の190度からいってみます。

ーーー

まず口当たりに来るのがバージニア葉の持つ柔らかい丸みと微かなキック感。

さらに吸い進めると苦味、辛味が押し上げてくるように感じましたが、いずれにしても控えめな印象ではあります。

しかし、バージニア葉本来の喫味、無添加の香りを楽しむという意味ではこの上なく贅沢な風合いでもあり、筆者は「これはこれでアリ」と思いました。

ヘビースモーカーには物足りなさを感じるであろうシャグですが、喫味の豊かさがそれを補ってくれるような印象です。

この印象、ヴェポライザーの温度をアップさせることでどう変わるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度で感じた喫味の良さがそのまま濃厚に押し上げられたような印象。

依然としてキック感やボディは優しすぎる感じもありますが、しかしこれはヘビースモーカーである筆者の感想。

軽いたばこでも、バージニア葉の風合いを存分に味わいたい人にはもってこいの銘柄のようにも思いました。

ここまでがヴェポライザーで吸った感想ですが、手巻きで吸うことで、どう印象が変わるのでしょうか。次に試してみたいと思います。

手巻きで吸ってみた

1パフ目ではヴェポライザーよりも苦味が際立った印象を受けましたが、吸い進めるうちに甘味や酸味が追いかけてくる感じで、なかなか良い喫味バランスです。

依然として軽めのアタックですが、それを感じさせないほどのバランスの良さも感じました。

結構優れたシャグのように思います。筆者は今後、指定銘柄にしたいと思いました。

レッドフィールド ナチュラルの感想

ヴェポライザー、手巻き双方で「うまい」と感じさせてくれるシャグでした。

他方、ヴェポライザーでは物足りなさを感じもしましたが、手巻きで吸ってみると、その物足りなさを喫味バランスが補ってくれ、それほど不満に思わなくなりました。

苦味が際立つものの、甘味や酸味と融合することで実に豊かな風合いを楽しませてくれます。

無添加やたばこ葉本来の味を前面に押し出すシャグは他にも数多くあれど、価格的なことも含めて考えればかなり良いシャグなのではないでしょうか。

機会がありましたらぜひ一服お試しください。たばこ好きな方なら誰でも満足できる喫味だと思います。

 

ヴェポライザー評価:3/5

手巻き評価:5/5

※本記事で紹介した , はリンク先でも詳しく紹介しています。

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