【シャグレビュー】キャプテンブラック・ブライトバージニアをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想|CAPNOS

【シャグレビュー】キャプテンブラック・ブライトバージニアをヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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リトルシガー、パイプなどの展開があるデンマークのシャグブランド、Captain Blackシリーズ。

デンマークには数多くの名ブランドがありますが、それらのパッケージと見比べてみると、少々地味にも映るCaptain Blackシリーズ。

事前に情報を得ていないと、なかなか手を出しにくい感じもありますが、3ラインを展開しています。

そのうち今回試すのはキャプテンブラック・ブライトバージニア。

事前に調べたところによると、熟したバージニア葉に、バーレー葉、オリエント葉などを丁寧にブレンド。

手作業で茎を取り除くなどの作業を経て、シャグとして吸った際にはスムーズでキレのある喫味を楽しめるのだそうです。

ここまでの触れ込みを聞くと、だんだんこのCaptain Blackシリーズの地味目にも映るパッケージが、逆にストイックで奥ゆかしいものにも見えてきます。

果たしてこの触れ込みは本当なのでしょうか。

実際にキャプテンブラック・ブライトバージニアを細かくチェックし、ヴェポライザー、手巻き双方で試していきたいと思います。

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キャプテンブラック・ブライトバージニアのスペック

  • 生産国 デンマーク
  • 価格 920円
  • 内容量 30g

開封

さっそく開封していきます。

まず驚いたのがその柔和なたばこ葉。指先で少々つまんでみるとフワッと膨らむ感じで、少々喩えが妙かもしれませんが、圧縮袋から取り出した羽毛布団のようにさえ思いました。

香りはキツくない一方、よく嗅いでみると、バージニア葉の香りよりも、少々スパイシーにさえ思えるバーレー葉の香りのほうが微かに際立っているような印象です。

この感じ、喫味にどんなインパクトをもたらしてくれるかワクワクしてきます。

葉の感じ

前述の通り、柔和なたばこ葉ではあるのですが、芯はしっかりとしており、また時折葉脈のようなものも入り混じっています。

完全手作業によるブレンドらしいので、こういった細部の荒っぽさも魅力のうちであり、より豪快な喫味を感じさせてくれるかもしれません。

それではさっそくヴェポライザーから試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました。

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

開封時は、バーレー葉の香りのほうを強く感じた筆者ですが、1パフ目にして紛れもない良質のバージニア葉の喫味を感じました。

その奥のほうで微かにバーレー葉のアクセント、そしてオリエント葉の深みを感じ、「うまい」と感じる一服ですが、一方でキック感は弱めでちょっと物足りなさを感じたのも正直なところ。

また、パフを進めるうちに、どんどん味が薄くなっていってしまうのはヴェポライザーのせいなのか、それともたばこ葉のせいなのかはわかりませんが、この弱さに関してはちょっと不満が残る、ヘビースモーカーの筆者でした。

この点、ヴェポライザーの温度を上げることでどう変わってくるのでしょうか。次に試してみます。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度での喫味がより香ばしく楽しめたのは、燃焼度を上げたおかげかもしれませんが、前述の「弱め感」はより際立ち、物足りなさをさらに感じる筆者でした。

正直、ブレンドの妙は実に贅沢で繊細に感じるだけに、このキック感の弱さ、薄さが残念でなりません。

もしかすると、デンマークを含むヨーロッパの人たちはこういうスカスカだけど、味わい深いたばこを好むのでしょうか。

アジア人の筆者には、両手を広げて「Why?」とヨーロッパの人たちに問いたくなります。

この物足りなさ、手巻きにすることで解消するのでしょうか。次に試してみたいと思います。

手巻きで吸ってみた

苦味とスパイシーさが喫味の全体を覆い、この独特の風合いが舌先を支配します。

かなりインパクトのある喫味であり、一度吸ったら忘れられないシャグであることは間違いありません。

ただし、依然として薄めであり、物足りなく感じたのはヴェポライザー同様です。

「これはこれでアリなのかな?」とも思う筆者でしたが、苦手な人は絶対に無理なシャグであるようにも思いました。

キャプテンブラック・ブライトバージニアの感想

確かに繊細なシャグであり、そのインパクトも十分であることはよくわかりました。

しかし、ヴェポライザー、手巻き双方で感じた物足りなさは筆者としては実に残念でした。

「その苦さがうまくもあるけれど、肝心のコクが弱い」コーヒーのような物足りなさで、この点はヨーロッパ人とアジア人の嗜好の違いなのかな?とも思いました。

興味がある方は是非試して、ご自身の感覚でその真価のほどを確かめていただければと思います。

ヴェポライザー評価:2/5

手巻き評価:2/5

 

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