【シャグレビュー】チョイス・ダークチョコレート #16をヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想|CAPNOS

【シャグレビュー】チョイス・ダークチョコレート #16をヴェポライザーと紙巻きで吸ってみた感想

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ヘビースモーカーで「タバコなら加熱式、電子、紙巻きなんでも来い」の編集者・ライター。一番好きなタバコは台湾の「新楽園」という銘柄。
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デンマークのたばこメーカー・マックバーレン社によるブランド、CHOICEシリーズは、フレーバー系シャグを数多く展開していることでよく知られており、特にヨーロッパでの認知は高いようです。

フレーバー系シャグと言うと、ケミカルな香料が前面に押し出されたものもありますが、CHOICEシリーズのそれは上品な風合いを感じさせ、繊細な香料を採用しているシャグが多いように思っています。

その一方、これまでの筆者の経験上「たばこ感が極めて弱い」ものが多く、中には「たばこではなく、香りがする煙を吸っているだけ」のように感じさせるものもあったほどで、たばこを愛する筆者としては疑問を持つブランドでもあります。

このCHOICEシリーズから今回試すのはチョイス・ダークチョコレート#16。

CHOICEシリーズのフレーバー系シャグのベースとなるバージニア葉、バーレー葉、オリエント葉のブレンドに、ビターチョコレートの香料を加えた銘柄のようです。

ヨーロッパ全域におけるチョコレートは我々アジア人以上に意味深いお菓子。

精度の高い再現に加え、願わくばたばこ感が強いことにも期待を持つ筆者でした。

それではさっそく、チョイス・ダークチョコレートを細かくチェックし、ヴェポライザー、手巻き双方で試していきたいと思います。

■関連記事:シャグのおすすめをタイプ別に紹介

チョイス・ダークチョコレートのスペック

  • 生産国 デンマーク
  • 価格 830円
  • 内容量 30g

開封

さっそく開封していきます。

香りはさほどキツくないものの、よく嗅いでみると、チョコレートのダークな風合いが繊細に表現されていることがわかります。

他ブランドのフレーバー系シャグでもチョコレートフレーバーはよくありますが、チョイス・ダークチョコレートは実に大人の香り。

苦味と甘味が入り組むような奥深い香りであり、これにオリエント葉のピリッとしたスパイシーさはうまく融合するのではないかと思いました。

開封した現時点では、好印象を抱きました。

葉の感じ

CHOICEシリーズの大半に共通するバージニア葉、バーレー葉、オリエント葉が細かい刻みによって入り組んでおり、3種のたばこ葉というよりも一つのたばこ葉のように思えるほど、綺麗に構成されています。

この点は確かに繊細で高評価なのですが、しかし肝心の喫味が弱いのはどうも見過ごすことができません。

ほど良いアタックを感じさせてくれることに期待しつつ、まずはヴェポライザーから試していきたいと思います。

FENiX MINI PROで吸ってみた

毎度お馴染みの扱いやすくダイナミックな喫味を味わえるヴェポライザー、FENiX MINI PROで試すことにしました

190度から加熱をスタート。さっそく喫煙していきます。

ーーー

チョコレートの深い風味が口の中に広がる感じは好印象を抱きました。

しかし、「お前もか!」と言いたくなるほどの薄さは、冒頭で触れたように「たばこではなく、香りがする煙を吸っているだけ」のように思えるほどの感じです。

CHOICEシリーズは香料のクオリティが良いのに、肝心のたばこ感が薄いのが本当に残念ですが、この問題、燃焼温度をアップさせることで、多少は解消してくれるものなのでしょうか。

次に試してみたいと思います。

温度を上げて吸ってみた

FENiX MINI PROを220度に設定。

190度と大差のない喫味で依然として「香りがする煙を吸っているだけ」感のみ。

本当に惜しいですが、一方でこれだけ薄く出てしまうのはヴェポライザーとCHOICEシリーズとの相性の悪さによるせいもあるかもしれません。

手巻きにすることで、少しはたばこ感が増してくれると良いのですが……次に試してみたいと思います。

手巻きで吸ってみた

ヴェポライザーで感じたスカスカ感はだいぶ薄まり、ビターなチョコレートの風合いと合わせて、たばこ感がグッと上がりました。

また、チョコレートの風合いとピリッとスパイシーなたばこ葉との融合によって、個性的な喫味を生み出しており、筆者的には面白く思えました。

確かにクセのある喫味ではあるものの、この個性は評価に値するもので、面白いシャグのように感じました。

チョイス・ダークチョコレートの感想

CHOICEシリーズのフレーバー系シャグの多くがそうであるように、チョイス・ダークチョコレートとヴェポライザーの相性はとにかく悪く、スカスカ感のみが際立つ印象でした。

一方で、手巻きではたばこ感がグッと上がり、チョイス・ダークチョコレートならではの喫味バランスを面白く感じることができました。

確かに軽い、薄いたばこではありますが、喫味そのもののインパクトは強く、他ブランドのフレーバー系シャグでは味わえないことからも、これはこれでアリな銘柄のように思います。

チョコレートを模したフレーバー系シャグは様々なものがありますが、吸い比べてみればチョイス・ダークチョコレートがいかに個性的かがわかるはずです。

機会がありましたら、是非お試しいただき、ご自身の舌でその真価のほどを確かめてみてはいかがでしょうか。

ヴェポライザー評価:1/5

手巻き評価:3/5

 

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